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田舎でまったり暮らす主婦「さっこ」です。6人家族の紅一点。更新はマイペースです。ちょっとしたつぶやきはSakko Memoで毎日更新してますのでそちらもご覧ください。

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2023年3月の投稿1件]

超人ロックと私

こちらでは随分ご無沙汰してしまいました。気がつけば年も変わり年度末。桜の季節になってしまいました。すっかりソシャゲにハマってたのも一因ですがサボりすぎですね…。すみません。

さて、今日の話題はタイトルの通りです。メジャーなマイナー作品とも言える超人ロック。ロックという永遠とも言える歳月を生きる超能力者を主人公にした未来が舞台の作品です。SFマンガとしては最長とも言える作品ではないでしょうか。実は昨年10月に作者の聖悠紀先生が亡くなってたんですが、今の今まで知りませんでした…。ご病気なのは知ってたけど、あまりにも早すぎる。 さて、その超人ロックと私との出会いは少年キングに連載されてた「光の剣」です。高校生の頃なので、今から40年ぐらい前でしょうか。当時の私はすでにSF、ファンタジー作品を好んでいました。NHKの少年ドラマシリーズが諸悪の根源…かも。記憶に残る最初に意識して読んだマンガは和田慎二先生の「超少女明日香」だったしね。勿論雑誌(別マ)で読んでるよ。すでに少年ドラマシリーズの虜だったので、SFチックな明日香は大好きでした。

大学進学予定がなくて暇だった私は高校の図書室の本を読み漁ったり友達から本を借りたりしてたんですが、マンガも同様。中学生のときに「銀河鉄道999」にハマってる子が多かったので少年キングの存在は知ってましたが、雑誌を手に取ったのは高校生になってから、というわけです。

話の途中から読み始めたのもあって登場人物の関係とかが全くわからなかったんですが、話自体はとても面白かったので過去作も読んでみたいと当時同人誌を取り扱ってた書店でSG企画から発売されてた超人ロックの作品を購入したりもしました。マジ書店には感謝。既刊を揃えた頃にはすっかり大好きになってました。

孤独なヒーローを扱う作品が好きなのもありますが、時代小説も好きなので架空の歴史書みたいに読めるのも良かったのかも。何百年かの時差があっても話が繋がってたりするんですよね。というわけで時系列順だと「アウター・プラネット」あたりまで繋がっている(微小ですが)「ロンウォールの嵐」「冬の惑星」が一番好きなエピソードです。ロックもかなり人間くさいですしね。時代が進むにつれて達観してるというか積極的に人々のために動こうとする意志が希薄になっていくけど、この頃のロックは将軍になっちゃうぐらいには表立って行動しちゃうとこがありますから。ちょっとスペースオペラ的なとこもあるのも良き。

聖悠紀先生はWingsにいくつか作品を描いてて、そちらのほうも好きなんですが、やっぱりひとつ取り上げるとしたら「超人ロック」です。しかしWingsも創刊当時とは別物と言っていいほど変わったよなあ。創刊号にはマイコン入門()みたいなコラムもあったし、SF色がかなり強かったのに。まあ高河ゆん先生の「アーシアン」が連載開始された頃から路線が変わったのかもね。

話がそれましたが、今でも「超人ロック」はめっちゃ面白い作品です。多分だけど「銀河英雄伝説」が好きな人ならどっぷりハマるよ!今でも過去作の入手は可能なので是非読んで見てください。

#マンガ