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田舎でまったり暮らす主婦「さっこ」です。6人家族の紅一点。更新はマイペースです。ちょっとしたつぶやきはSakko Memoで毎日更新してますのでそちらもご覧ください。

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超人ロックと私

こちらでは随分ご無沙汰してしまいました。気がつけば年も変わり年度末。桜の季節になってしまいました。すっかりソシャゲにハマってたのも一因ですがサボりすぎですね…。すみません。

さて、今日の話題はタイトルの通りです。メジャーなマイナー作品とも言える超人ロック。ロックという永遠とも言える歳月を生きる超能力者を主人公にした未来が舞台の作品です。SFマンガとしては最長とも言える作品ではないでしょうか。実は昨年10月に作者の聖悠紀先生が亡くなってたんですが、今の今まで知りませんでした…。ご病気なのは知ってたけど、あまりにも早すぎる。 さて、その超人ロックと私との出会いは少年キングに連載されてた「光の剣」です。高校生の頃なので、今から40年ぐらい前でしょうか。当時の私はすでにSF、ファンタジー作品を好んでいました。NHKの少年ドラマシリーズが諸悪の根源…かも。記憶に残る最初に意識して読んだマンガは和田慎二先生の「超少女明日香」だったしね。勿論雑誌(別マ)で読んでるよ。すでに少年ドラマシリーズの虜だったので、SFチックな明日香は大好きでした。

大学進学予定がなくて暇だった私は高校の図書室の本を読み漁ったり友達から本を借りたりしてたんですが、マンガも同様。中学生のときに「銀河鉄道999」にハマってる子が多かったので少年キングの存在は知ってましたが、雑誌を手に取ったのは高校生になってから、というわけです。

話の途中から読み始めたのもあって登場人物の関係とかが全くわからなかったんですが、話自体はとても面白かったので過去作も読んでみたいと当時同人誌を取り扱ってた書店でSG企画から発売されてた超人ロックの作品を購入したりもしました。マジ書店には感謝。既刊を揃えた頃にはすっかり大好きになってました。

孤独なヒーローを扱う作品が好きなのもありますが、時代小説も好きなので架空の歴史書みたいに読めるのも良かったのかも。何百年かの時差があっても話が繋がってたりするんですよね。というわけで時系列順だと「アウター・プラネット」あたりまで繋がっている(微小ですが)「ロンウォールの嵐」「冬の惑星」が一番好きなエピソードです。ロックもかなり人間くさいですしね。時代が進むにつれて達観してるというか積極的に人々のために動こうとする意志が希薄になっていくけど、この頃のロックは将軍になっちゃうぐらいには表立って行動しちゃうとこがありますから。ちょっとスペースオペラ的なとこもあるのも良き。

聖悠紀先生はWingsにいくつか作品を描いてて、そちらのほうも好きなんですが、やっぱりひとつ取り上げるとしたら「超人ロック」です。しかしWingsも創刊当時とは別物と言っていいほど変わったよなあ。創刊号にはマイコン入門()みたいなコラムもあったし、SF色がかなり強かったのに。まあ高河ゆん先生の「アーシアン」が連載開始された頃から路線が変わったのかもね。

話がそれましたが、今でも「超人ロック」はめっちゃ面白い作品です。多分だけど「銀河英雄伝説」が好きな人ならどっぷりハマるよ!今でも過去作の入手は可能なので是非読んで見てください。

#マンガ

電子書籍アプリhontoとkinoppy

コロナ禍以降、すっかり外出の頻度が減ってしまい、本屋へもあまり足を運ばなくなりました。元々田舎なので本屋の品揃えは昔住んでいた大阪とは比べられないほど貧弱で、ネットで購入することが多かったんですが。それに加えて息子達が大きくなってそれぞれが本を購入するものだから本が溢れてるんですよね。「電子書籍より紙の本がいい」とおっしゃるので、自然と電子書籍に比重が傾くようになりました。

最近まではほとんどKindleで購入してたんですが、ここに来て大量の蔵書を抱えるには不向きなんじゃと思うようになりました。未読管理できないのがとにかく痛すぎる。というわけで未読管理ができるhontoと紀伊國屋書店のKinoppyを使って、どちらかをメインにしようと考えてます。hontoは紙の本を取り寄せるのに使ってたついでに電子書籍を買うこともありましたが、kinoppyはまだ使い始めたばかりです。また、hontoもkinoppyもリアル店鋪と連携してポイントを貯められますが、残念ながら田舎すぎてリアル店鋪のメリットは享受できません。というわけで電子書籍の購入面やライブラリ(本棚)、ビューアに関してのみの感想となります。ちなみに小説はスマホ、マンガはタブレットで読んでます。

購入面hontoとkinoppyのストアセールやポイント還元などのお知らせバナーや検索についてはどちらも似たりよったりの使い勝手です。ただ、書籍の詳細ページについてはhontoに軍配が上がるかと。どちらもレビューが表示されるのですが、hontoは読書メーターとも連携してるので圧倒的にレビュー数が多い。レビューを参考にすることが多いので、この点に関してはhontoのほうが使い勝手がいいです。

価格面においてはhontoはクーポンをマメに発行してるのに対し、kinoppyはポイント還元をメインに据えてる感じです。まとめ買いが多い人ならhontoのほうが良さげ。ただ、クーポンはセール商品対象外なので注意が必要です。

ライブラリ(本棚)hontoのライブラリhontoのライブラリでの本の並び替えは新しい順、購入順、タイトル順、著者順のソートのみです。Kindleのコレクションに相当するマイリストでも同様です。ただ、シリーズものに関しては自動でまとめてくれるし、何よりジャンル別(書籍・コミック・雑誌・マイリスト)で分けて表示できるのはポイントが高い。また、読書進捗で分けられるので未読管理が楽。hontoの読書進捗画面読書中カテゴリがあり、リスト表示にすると何%読んだかが一目でわかるようになってます。数冊を並行して読む場合には大変ありがたい機能です。kinoppyの本棚kinoppyの本棚は文字通り本棚のように使えます。本棚の追加も棚の追加もできますし、本の並び替えも棚の並び替えも自由自在です。自炊本をインポートできるので、蔵書を集約したい、自分の思い通りに本を並べたい人にはこれほど適した機能はありません。また、条件による本の抽出も可能です。最初から未読の本などの条件が設定されてますが、設定の追加も編集も可能。ただ、hontoのように読書中の本を抽出する条件指定はないようです。そこだけが残念。また、シリーズでまとめてひとつの表紙にすることはできないので、シリーズものをたくさん購入してる人は本棚が溢れてしまうかも。背表紙モードはありますが、本当の背表紙が表示されるわけではなく単に縦長になるだけなので使い勝手はあまりよろしくないです(※対応してる書籍があるかもしれません)。

ビューアhontoとkinoppyのビューア私は本にマーカーを引いたりメモしたりしないのでビューアなんてどれも似たようなものだと思ってたけど、微妙に違う。ページ上部に表示されるもの、どちらもペース数は共通だけど、それ以外が異なる。hontoは章のタイトルだけど、kinoppyは書籍のタイトル。流石に読んでる本が何なのかわからないほどボケてないので、そんな情報は要らぬ。でもページ数とタイトルの表示はセットなのよね…。

ページの背景、フォント、文字サイズなどの設定はどちらもできるけど、文字サイズに関しては1%刻みで設定可能なkinoppyのほうが好みの文字サイズにしやすい。hontoはそこまで細かい調整はできないので、好みの文字サイズにできない人もいそう。行間の調整もkinoppyしかできないし、読む環境としてはkinoppyのほうに軍配が上がりそうです。

まとめ
どちらも一長一短な使い勝手ですが、衝動的に大人買いしてしまう私にはhontoのほうが合ってるかも。自動でシリーズをまとめてくれるのと、読書中の本の管理ができるのはありがたいです。

それにkinoppyはアプリ内での購入ができなくなるんですよね。hontoはapkファイル配布でこれからも対応するみたいだけど。アプリ内で購入できなくなると大幅に利便性が失われるのは間違いなく、どうしてもhontoを選んでしまうかな。ビューア自体はkinoppyのほうが優れてると思うので残念です。

#小説 #マンガ #アプリ