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田舎でまったり暮らす主婦「さっこ」です。6人家族の紅一点。更新はマイペースです。ちょっとしたつぶやきはSakko Memoで毎日更新してますのでそちらもご覧ください。

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犯罪と苦しむ人達

少し前にある死体遺棄事件がありました。捜査が進むにつれて死体遺棄事件の犯人が殺人犯でもあることがわかりました。その犯人と被害者は、次男の学生時代の先輩でした。

最初は「何かの間違いだろう」と言ってた次男ですが、続報がニュースで報じられると話題にもしなくなりました。ある日夫がその事件のことに触れたら「どうしてみんなが面白そうに話すのか意味がわからん」とつぶやきました。職場でもなにかしら言われることが多かったらしい。それ以来、我が家でこの事件の話はタブーになってます。

私も殺人事件の報道を目に耳にすると好き勝手なことを言ってましたが、よくよく考えると犯人と殺された被害者は近しい間柄のことが多いんですよね。家族だったり友人知人だったり職場の同僚だったり。当然両者の周囲にいる人達も共通してることが多い。犯人への非難や中傷する言葉はそのまま被害者の周囲にいた人達にも刺さる可能性があるわけです。今回の事件でそのことを思い知らされました。部外者が想像だけで好き勝手言っていいことではないと。

とは言え、犯罪は犯罪。ちょうど今見てる「男たちの旅路」というドラマで、同情の余地があろうと犯罪を見逃すのは裁く勇気がないからだ、みたいな台詞がありました。どんなに良い人だろうと、その人の犯罪を信じられなくても、事実は変わらないんですよね。罪は罪としてきちんと裁かれなければならない。罪人だからといって本人やその周辺の人達への中傷は許されないだけの話です。そこらへんを正義感を満たすためなのか、ごっちゃにしてる人が多いとは思うし、それが関係者を苦しめる結果になってるのは残念なことです。私自身もそこだけは気をつけなければと思います。

事件は送検され起訴に持ち込まれました。何ヶ月か先には裁判が行われることでしょう。何が明らかになるかはわかりませんが、結審するまで静かに見守ろうと思ってます。次男が学生時代お世話になった先輩達のことですから。

#次男 #夫 #犯罪